カテゴリ:今日の出来事
人権の話(朝礼 各学年道徳より)
今週は人権週間です。
・朝礼では校長先生のお話でした。スクールカーストについて2本の動画を見て考えました。(担当:鈴木)
<趣旨>
・スクールカーストは、中高生に直接関係する人権問題。陰キャ、陽キャという言葉も。
・1本目のアニメのように気にしないことが一番大切。
・2本目の動画は、なぜスクールカーストが生じるか、スクールカーストを気にしない方法が紹介されている。
―スクールカーストは、思春期になっての承認欲求がもとになっている。誰かに認められたいという気持ちが歪んでしまい、生じる。
―スクールカーストを気にしない方法は、メンタルを鍛えること、自分のありのままをみてくれる親友をつくること。
<補足>人数の少ない豊根中で親友をつくるのも難しい。若い先生も多いし保健の先生もいるので、親友のかわりになってもらうとよい。タモリは、「友達なんか少なくてよい」と言っている。親友はそう簡単にできるものではない。
これから、様々な人と繋がって成長していく豊中生。自分の思いややりたいことを大切にして、大きく成長をしていって欲しいと思います。
・1年生の道徳では、"Respect others"という動画をみんなで見て、お互いを尊重することの大切さについて考えました。
・2年生では、「ある学校のサークル活動」をテーマに、ジェンダーについて考えました。男性だから、女性だからという色眼鏡をした考えに、おかしいな、どうしたらいいかなと考えていました。
・3年生では、人権とは何かということから、LGBTQや高齢者についての人権など、普段は意識しませんが、様々なところで人権が関わっていることを知り、中3としてこれからどう向き合っていけば良いのか考えました。
本校は、全校20人の小さな学校です。皆さんがお互いのことの尊重して過ごしているから、楽しい学校生活を送ることができていると思います。
人権講話
12月10日は、世界人権宣言、国際人権規約の発行された日です。
これに先立ち、豊根村人権擁護委員の方をお招きし、人権について学習をしました。
4つの人権作文を紹介していただきました。
1.笑顔になるために
愛知県出身の女子バスケットボール五輪代表 マウリエブリンさんが中1の時に書いた人権作文です。人種についてのお話でした。
全文
〇生徒の感想
・自分と違うとか、普通じゃないだとか、自分の物差しで他人を図ってはいけないとおもう、みんな違って、 みんなよいといことに改めて気づかされた。マウリさんは悪口に対して我慢をしてたけれど、私だったら耐えられないと思う。すごいと思った。
・マウリさんは今、バスケットチームでは、ムードメーカーって呼ばれている。180度自分の見方を変えたからこそ、今の姿があるのではないかと思った。
2.「いじり」は「いじめ」
こちらは、「いじり」と「いじめ」について、実際に体験した内容をもとに書かれた人権作文です。
全文
https://www.moj.go.jp/content/001312527.pdf(法務省 ホームページより)
〇生徒の感想
・いじられている人が笑っていても、やってよいこと、やってよくないことがある。もう一度相手への接し方を考えなければいけないなと思った。
・いじられキャラは愛されているキャラだと思ったけれど、見方を変えれば、いじられている本人は嫌われたくないから「嫌」と言えないひとなんだろうと思う。いじりは、いじめと変わらない。いじられている本人はやめてと言えずに苦しんでいると思う。悲しいことだと今回の話を聞いて考えた。
3.富山中学校、豊根中学校卒業生の人権作文より
富山中学校閉校になる年に、富山中学校への思いをまとめた作文「いじめのない理由」と、豊根中学校卒業生の「女性と時代に色を」を読んでいただきました。
「女性と時代に色を」全文
https://houmukyoku.moj.go.jp/nagoya/page000842.pdf
当時の豊根中学校のブログ記事
http://www.kitashitara.jp/toyone-jh/2018/11/post-1339.html
http://www.kitashitara.jp/toyone-jh/2018/12/post-1351.html
4.生徒会長のお礼の言葉より
「人権は、人の見た目や心の違いを認める気持ちが大切だと感じた。これからも、違いを認める、受け入れる気持ちを大切にしたいと思いました。」
月曜朝礼「校長の話」~進路について~
進路の話をします。
職場体験では、皆さんががんばったことがブログにまとめられています。
そこで頑張ったことで、将来どんな仕事につきたいかとか、そのためにはどんな高校に進学したらよいかということにつながります。
<高校の合否について>
高校は、この生徒が3年間、うちの学校で充実した高校生活を送ることができるかで合格を決める。
・職場体験で頑張ったことを、関係する高校の面接で熱く語ることができるとよい。例えば水産関係の高校で、豊根村のチョウザメ飼育について、詳しく語ることができたら、「この生徒は、うちの学校に入ったら3年間しっかり魚のことについて勉強するに違いない」と思って合格を出す。
・大学進学を目指す高校では、5教科の勉強についていけるかどうかで合格を決めるので、中学校の評定も重要。
・普通科から総合学科ができてきた。高校でも、「総合的な探究の時間」と名前を変えて、さらに総合的な学習の時間が行われる。推薦基準の中に、「総合的な学習の時間において、独創的な研究か、継続的な研究をして」とあるので、総合的な学習の時間を頑張ったことは、高校合格につながる。
3年生は、福祉のこととか豊根村のことで一生懸命取り組んだことを面接で発表してほしい。
1・2年生は、ぜひ、自分だけの研究、もしくは今年やったことを来年、再来年と続ける総合をしてほしい。
<3年生へ>
・他人のためなら頑張れる、自分がなりたいことなら頑張れる。期末テストは通知表の点数にもつながるので、ぜひ朝から晩までしっかり勉強してほしい。
・高校3年間頑張れるまで力をつけることができたら、必ず合格する。5教科を頑張るだけでなく、これまでのすべての学校生活を頑張ってきたことが、高校生活につながる。
<2・1年生へ>
・自分の将来のために、どんな高校があるか勉強してほしい。DVDもある。ブログでわかる。穂の国未来セッションもある。
・総合的な学習の時間を続けて頑張ってほしい。
全校体育で「ソフトボール」
3年生が修学旅行から帰ってきた11月16日火曜日、全校体育でソフトボールを楽しみました。
たくさん写真もありますので、心の健康教室の写真とあわせて、クラウドを公開します。
なお、保護者会では3年体育でソフトボールの親子対決があります。ぜひ、多くの保護者のご参加をお願いします。中学生との勝負を楽しみにしてください!
カウンセラーさんの「心の健康教育」がありました
生徒や保護者からの信頼の厚い宮原カウンセラーによる「心の健康教育」がありました。
前々から、カウンセリングについての知識があったほうが、生徒も気兼ねなくカウンセリングを受けることができるため、ぜひとも実施したいと計画していて、やっと実現しました。
感情とは、ネガティブ感情とは。
できごとの受け止め方によって生まれる感情が変わること。
常に物事のいろいろな面をみて、やわらかい考え方ができるようになること。
こんなことを学びました。