カテゴリ:ふるさと学習
1、2年スキー
お客さんも少なくマイゲレンデでした。
インストラクターの指導のもと、今日しかできないことをして楽しみながら、上達しました。
お小遣いで、レストランの食事やデザートを楽しみました。
メニューが多く、選ぶのに苦労しました。
https://youtu.be/EUgkDEvEsk4
職業講話のお礼
先日はありがとうございました。
とても良い経験になり、私としてもまた一つチャレンジできたかなと思ってます。
生徒の皆さんも真剣に聞いてくれて、とても嬉しかったですし、あの真剣な眼差しが忘れられません。
学校ブログも私のつたない話をうまくまとめていただきましてありがとうございました。
またぜひ、お蕎麦を食べにお越しください。
心よりお待ちしております。
尾林
11月26日 職業講話
学校を出たすぐのところに「茶禅一」の看板があります。銀橋を渡らずにずっと道を上っていった東栄町御園に、そのお店はあります。
職業講話の2回目は、そば、お茶、かき氷、ダンススクールと多角経営をされている「茶禅一」と「おもてや園」のオーナー、尾林さんに来ていただき、話を聞かせていただきました。
なぜ御園で行列ができるお店ができたか。こんな山奥でなく、国道沿いで店を開いたらという意見もあったが、まちのお蕎麦屋は庭に庭園があるが、御園ならお金をかけて庭園をつくらなくとも、ただで素晴らしい景色を眺めながらお蕎麦屋ができる。それが決めてだったようです。ぜひ、「茶禅一」のホームページを見てください。(校長)
<鈴木先生のメモ>
1 お茶の販売について
中学校では、どこにでもいる普通の中学生だった。
バブルが弾けて、就職難。やりたいことも見つからないから、地元東栄町に戻って来ようと決断した。
東栄町に戻ってきて、家のお茶を継ぐとともに、地元の土木会社に就職して、事務員として働き始めた。3年経ったある日、事務員はあっていない気がして、自分から志願して現場に配置してもらえるよう志願をした。この決断が「自分が初めてやりたいことを決めて、やり始めたこと」だった。
土木現場で、自分に自信がでてきた。もともと、家のお茶継ぐ予定だったので、お茶について全力でやったらどうなるんだろうと考え、会社を辞めた。お茶は春には農作業が終わるため、空いた時間にできることはないかと考え、蕎麦屋も始めた。
店を始めたが、1日に1人とか2人しかお客さんは来なかった。そこで、美味しい店を調べて食べ歩いたり、他店の内装を真似したりして、改良を重ねた。10年経った頃にやっと行列ができるようになった。
そんなある日、お茶を頑張りたいと思ったのに、そばに真剣になっていることに気づいた。お茶をなんとかして、今の商売と絡められないかと試行錯誤をし、他店にはない茶そばを開発した。そうすると、さらに人気が出てきて、お茶の売り上げも上がってきた。
2019年には、ミシュランの調査員が来て、ビブグルマンに選んでいただけた。これも自信につながった。
昨年からのコロナ禍の中でも多くに人に来ていただけた。ただ、1日に打てる蕎麦の量は150杯まで。開店11時には、もう完売している状態だった。今は完全予約制にしている。
さらにお茶を盛り上げようと、かき氷も売り始めた。東京に行って修行をして、お茶とを取り入れたシロップを開発して、出すようにした。
ただ、簡単に挑戦しましょうといったけれど並大抵のことではない。自分で決めたことだからこそ、ここまで頑張って来れたと思う。
2 ダンススクールについて
ダンスについても、最初は上手じゃなかった。
けれど、好きなことだから、研究して、たくさん練習をして、上達をすることができた。それで、自信もついて、大学時代コンテストに出て、賞をもらえるようになった。
地元に帰って来てから、地域の方の依頼でダンスを教えるようになった。地元の人の笑顔が嬉しくて、ダンススクールも頑張ることができた。
自分の好きなことで周りの人から感謝されることができるんだと気づいた。
今、夢を決めて、それに向かって努力することは難しいと思う。選択肢がたくさんある。もちろん、夢を決めて、今から頑張るのは素晴らしいと思う。もし、今はなんとなく生きている人がいたら、覚えておいてほしい。これから生きていく上で、決断をする時が来る。その時に、その道で生きていくと覚悟をして決断できるようにしてほしい。また、自分で考えて、行動に移していくと、少しずつ道がひらけてくる。頑張りたいと思うことができたら、頭をフルに使って、考えながらその道を邁進して行ってほしい。
豊根村で頑張りたいというみなさん。テレワークが普及して、田舎にいてもできることが増えてきました。豊根村でどんなことをしようかな、できるかなと常にアンテナを高くして、これから生きていってほしい。きっと将来に活きてくると思います。
3 生徒からのお礼の言葉(生徒会長金指君)
「挑戦することの大切さを学びました。自分の好きなことも大事だし、世の中のこともよくみて、いろんなことに挑戦をしたいと思いました。」
4 鈴木先生より
今年度総合的な学習でも地域のことを考え、様々な活動に挑戦して見た皆さん。どんどん新しいことに挑戦していってほしいです。
充実した職場体験ができました
昨日21日と先日19日に、2学期の職場体験学習を行いました。
総合的な学習の時間として、平日の午後、生徒が希望する村内の職場で実習をさせてもらうものです。
今回は、1学期の体験をもとに、一人一人が自分かもしくは豊根村の課題解決のために活動しました。
多くの事業所から、とても積極的に取り組めていると好評でした。
このあと、生徒は体験したことをもとに、少し情報を補足したりして、整理分析し、いろいろな形で文化祭等で発表します。お楽しみに!
運動会では豊根音頭と茶臼山音頭を!
中学生にはPTA役員のフルバージョンの動画をGoogleclassroomにアップしてあります。
この動画は、コロナ前に撮影したものです。1フレーズのみです。
なお、音源も添えておきます。
ぜひ、豊根の伝統をこの機会に受け継ぎましょう。
豊根中学校インスタグラム再稼働!
https://www.instagram.com/toyonechugakko/
文化祭の担当が、生徒作品を順次アップしています。
フォロアーのうち、本校卒業生の芸術家である熊谷さんや坂口農園の関係の皆さま他、多くの方が、温かいコメントをくださっています。
職場体験中間発表会・課題相談会
四天王寺大学の教育学部学生さんや地域の方にZOOMで入っていただいて、総合的な学習の時間を行いました。
生徒は各教室から参加しました。
1学期の取り組みを地域の方に紹介します。そして、2学期にどんな課題で取り組んだらよいか相談します。
中には、自分でプレゼンを作って、「画面共有」して説明する生徒もいてびっくりしました。
ZOOMにある機能、ブレイクアウトルームを使い、小グループに分かれて取り組みました。
最後に、皆さんからアドバイスしたことを受けて、短冊に書いて発表しました。
生徒の発表に対して、ペアで寄り添ってくれた大学生や先生が、その取り組みを評価してくれました。
最後に教育委員会の教育長職務代理の荒川さんにお褒めのことばをいただきました。
四天王寺大学の学生さんは、本来なら三沢に泊まる予定で予約までしてありました。豊根中生徒の発表を聞いて、「中学生がとてもよく話したのでびっくりした。大阪ではこういう学習ができない。」「豊根村は東海オンエアで知っていたが、さらに素晴らしいところだとわかった。ぜひ、コロナが収まったら豊根村に来たい。」というコメントをいただきました。
原田准教授からは、この豊根中の取り組み、ふるさとを学ぶことが「真の学力」だというお話をいただきました。
<主な生徒の2学期の課題>
- 生コンの工場にいき、材料が違うかを詳しく調べる。
- 園児とたくさん話してどんなことが好きかなどいろいろ聞く。
- 高齢者の皆さんとたくさん話す。
- 園児が好きなアニメや遊びについてあまり知らなかったので知って、もっと保育園児を楽しめたり仲を深めたい。
- 人の目をひくようなポスターを作りたい。SNSなどを活用して多くの人にポスターを見てもらうようにする。
- チョウザメの生きやすい環境を調べる。早くキャビアがとれるように。
- インターネットで豊根のことをPRする。
- チョウザメ料理のことをもっと調べる。
- もっといろいろな職場に行って、困っていることなどをきく。
- 豊根のイベント特産物のことをポスターにする。
- 福祉をテーマに、人とかかわることをする。
- 人それぞれの個性を大切に、人とのかかわり方を考える。
ぜひ、生徒のこの課題解決のために、保護者の皆さんや、地域の皆さん、今後ともご協力をよろしくお願いします。
総合的な学習の時間「未来につなぐ」職場体験記録
チョウザメ養殖「フィッシャーズファーマー」に体験に行った生徒もいました。
2年生徒が撮影した動画です。
将来、生徒の何人かはチョウザメを飼育して、キャビアを売って、豊根村にたくさんの税金を落としているのではないでしょうか!
なお、村内ではチョウザメのうろこを使ったアクセサリーを販売し始めた方もいます。アクセサリーに興味のある生徒は、ぜひ、2学期の課題解決の行動の一つとして、アクセサリー体験をお願いすることもよいかと思います。中学生としてのアイデアをどんどん提供してみてください。
今後の総合学習「未来につなぐ」について
昨日、第3回が終りました。1学期最後の第4回は来週実施されます。
総合的な学習の時間が重要視されています。来年度からは高校も新学習指導要領で「探究学習」が重視される他、大学入試の改革が進み、思考力や表現力が求められるようになるそうです。
そのときに「社会で活躍する大人と高校生が出会う機会を設ける重要性が増している。」と、今日の中日新聞の教育欄で報道されていました。今回の職場体験、そして8月26日に予定されてる交流会はそんな意味があります。
なお、この「総合的な学習の時間」の職場体験は、夏休みもぜひやりたい!という生徒がいたらぜひ、受入をお願いします。逆に、「よくがんばったね、ぜひ、夏休みにもおいでよ!」と、お声をかけてくださるとうれしいです。
第4回 職場体験(1学期最終回) 7月13日(火)午後実施
○一般財団法人茶臼山高原協会
○Farm134
○豊根村観光協会
○株式会社熊谷建設
○杉の子保育園
○伸和生コン有限会社
8月26日(木)午後より、保護者希望者や、お世話になった方を交えて、簡単な昼間報告会と2学期に向けての課題設定の会を計画しています。
第3回の様子
総合的な学習の時間「未来につなぐ 職場体験」第3回まで終りました
ある生徒のメモです。
今日は総合Tで、役場へ行きました。今後の豊根村について考えました。というのも、今年か来年に「豊かに根ざす村」という目標を一部見直しするからです。
そのことで中学生の意見もと、今回やりました。最終的にはありのままの豊根でやれることをやるということを考えました。役場の方が言っていましたが、自分の好きなことなどを使って活動すると、楽しめながらできるので私もイラストやアニメなどとつなげて活動したいです。
1学期にもう一回体験してから、夏休みに課題を決めます。そして2学期に課題解決です!課題解決のアドバイスです。
- 自分の好きなこと、楽しめること、関心の高いことを取り組む。(イラスト、アニメ、歌、パソコン、釣り、介護、保育、医療、教育、工業、林業、建築、個人事業・・・)
- 実際に行動してみる。(豊根の宣伝アニメやドラマ制作、観光客を前に歌う演奏、自分で考えた遊びで遊んでもらう、アイデアを実現する。。。)
- アンケートやインタビューなどで意見を集約し、関係諸機関に提案してみる。
夏休みから始めたいという人は、ぜひ、スタートしてください。迷うこともありません。先生方や地域の方の応援は強力です。
8月26日の午後に、「ラウンドスタディ」で、先生・保護者・地域の方・四天王寺大学生らと、皆の課題解決を一緒に考えてもらうイベントも計画しています。