カテゴリ:情報モラル・ICT教育
ICTの使い方を生徒に学ぶ
先日、中日新聞の一面に、「学校のタブレットが家でゲーム機になっている」という報道がされていました。
豊根中の場合は、情報モラル教育が行き届いていますし、保護者の方々も先生方もきちんと見守っていますので心配はなさそうです。
家庭科では「健康によい食習慣について理解しよう」という授業を進めたところ、さっそく生徒が、休日に作った食事をタブレットで撮影して家庭科の先生に送ったそうです。さすがです。
授業中も、タブレットの活用は自由「個別最適な学びをICTでも」
美術もiPad!
写真はありませんが、美術もiPadを使っています。
教科書にQRコードがついており、それをかざすと動画も見られるそうです。
「個別最適な学び」ということが新学習指導要領の方針の一つ。
ぜひ、美術の得意な生徒は、自宅に教科書を持ち帰って、iPadで授業の続きをしてみてください。
美術だけでなく、学校の授業をこえて、自宅でどんどん学びを進めて、力をつける時代です。
デジタルでもアナログでも!~ノートについて~
本校は、ICT教育を推進していますが、選択は生徒や保護者の自由となっています。
昨日は、goodnotes5というノートアプリの例を紹介しましたが、紙のノートで頑張っている生徒のノートも紹介します。
ノートのとり方にも革命が起こっています。ある生徒は、板書を写真に撮って保存しています。友達にエアードロップでその写真を渡したりしているようです。
ノートを一生懸命とる時間、先生の話を集中して聞くことに時間をさけます。うちに帰ってから、写真の板書をノートに写すこともよい復習かと思います。
iPad、GoodNotes5を使って 2年生
豊根中では、iPadアプリとしてノートアプリ、グッドノーツ5を導入しています。
2年生は社会や自主学習ノートとしてさっそく使い始めました。
※2人にはブログ投稿の許可を得ています。
一人目は、自主学習ノートです。授業で分からなかったことを、自分で自宅で調べてまとめました。
二人目は、授業のノートです。先生にもらったり、自分で見つけた画像データを、グッドノーツに貼り付けて、手書きでまとめています。(ブログに掲載するため、著作権関係は薄くしました。)
豊根中学校は愛知県のICT教育モデル校です
4月よりiPadを導入します
次のようなiPadのセットが全生徒に貸し出されます。
iPad第8世代(最新)Appleペンシル キーボード ペンシル紛失防止セット
先に先生方が使っています。必要なアプリをどんどん入れています。
<これまでと同じ内容>
- 学校でも家庭でも使います。(家庭に自由に持ち帰ります。)
- グーグルクラスルームを中心に使います。(Apple社にも同様の仕組みがありますが今回は使いません。)
<これまでより充実した内容>
- Apple社のiOSのアプリが使えます。(先生のオススメのアプリから自由にダウンロードできます。)
- 特に豊根中では、グッドノーツ5(good notes 5)という有料のノートアプリを導入しました。(紙のノートだけでなく、iPadもノートがわりに使えます。)
- Wi-Fiの切り替えが自動になります。(これまでは、学校で使う時、生徒が毎回プロキシサーバー設定にしていました。)
- 写真や動画が綺麗に撮れます。両方とも自由に編集できます。(写真を加工したり、動画を作ったり思いのままです。ぜひ、委員会の発表、総合的な学習の時間のまとめなどに活用してください)
- Airdropが使えるので、iPhoneなどに簡単にデータが送れます。
<注意する点> 保護者の皆様もご確認ください。
- 楽しいアプリがいっぱいなので、使いすぎないようにしてください。
- これまで入っていたワードやエクセルは、今回は入れていません。互換性があるということの勉強にもなります。主にグーグルクラスルームにある無料のソフトを使ってください。Apple社のアプリでもいいです。(もし、外部に資料を送る時は、ソフトやアプリ内でワードやエクセル、パワーポイントのデータ形式に保存し直します。
- Airdropで勝手に色々なデータを送受信しないようにしてください。(犯罪になっています。)
- 保存する場所はグーグルドライブだけにしてください。(グーグルクラウドのアカウントで管理します。)
ソフトの種類 | グーグル(豊根中標準) | アップル(アプリあり) | マイクロソフト(豊根中なし) |
文書作成ソフト | ドキュメント | ページズ | ワード |
表計算ソフト | スプレッドシート | ナンバーズ | エクセル |
プレゼンソフト | スライド | キーノート | パワーポイント |
主な特徴 |
扱い方が簡単 無料 ウエブアプリ |
デザインが豊富 無料(標準アプリ)
|
機能が充実している 多くの会社で使われている 有料(高額) |
10万アクセス達成しました!ご視聴ありがとうございます。
昨年6月から、このエデュマップという学校ウエブサイトにしたところ、オンライン授業やオンライン文化祭で宣伝されたこともあり、9か月で10万アクセスになりました。ありがとうございます。
(写真は10万アクセスとは関係ありません。予餞会の記念写真です。)
10万アクセスについて数学をしてみました。
当初の予想は3月末、10か月で10万でした。
※NHKの全国放送後、NHKのウエブに掲載されたとき、少し増えたようです。
そこで、1か月で1万アクセスと見積もりました。
1日あたりを計算します。1万÷30日で、約1日333アクセスです。
※実際、昨夜9時にカウンターは99966を示していましたが、今は100300と、300超えです。
実際に視聴されている人を考えてみます。生徒と保護者と職員で合計約60人です。
その人たち全員が一日2回見たとして、120アクセス。
333-120=200アクセス
つまり、毎日、生徒と保護者以外の方の利用が約200だと考えています。
よかったらアンケートにお答えください。(2問のみ)
豊根中学校のICT教育の様子がNHKのホームページで紹介されています
オンライン授業・オンライン文化祭を取材した、NHK名古屋の担当ディレクターから、豊根中学校の様子がNHKのホームページで紹介されているという情報をいただきました。
以下、引用です。
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日頃から大変お世話になっております。
NHK名古屋・制作部の浅野です。
(中略)
豊根中の取り組みをより丁寧にまとめた記事が下記のURLでアップされています。
こちらのサイトに移行してから、非常に閲覧回数が多いそうで全体の7位だそうです・・・!
https://www3.nhk.or.jp/news/special/education/manabitai/article.html?id=0066
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
浅野
以下をクリックしてご覧ください。
【特集】「ICT先進村」が切りひらく 新しい学びの可能性
最後の部分に、担当の浅野ディレクターのコメントがあります。引用します。
この文化祭をきっかけに、映像制作の仕事に興味を持った生徒もいるそうです。新型コロナウイルスの影響を受けながらも、ICTを活用して新しい挑戦に踏み出したことが、子どもの将来の選択肢を広げることにもつながっています。この取材を通して、自分が “これまで通り” に執着していることに気づかされました。新しい生活様式を実践しようとしても、経験してきたことや身につけてきた基準をもとによしあしを判断しがちです。
一方、子どもたちは、コロナ禍という今までにない状況のもとで、最大限できることを考えて行動に移していました。豊根中学校のオンライン文化祭は、子どもたちだからこそつくれる “これからの学校と教育の姿” を提示してくれていると思いました。
年3回の情報モラル教室で、自宅へのタブレット持ち帰りもスムーズに
本校でタブレットの自宅持ち帰りがスムーズに行われていることの大きな要因として、年間3回の「情報モラル教室」の実施があります。
各学級の学級通信を通して紹介します。
<第1学年>その投稿、少し立ち止まって!
19日(火)に情報モラル教室がありました。LINEの方を講師にお招きし、オンラインでの実施となりました。
内容は、SNSへの投稿に関するものでした。SNSはたくさんの人が利用し、一つの投稿を不特定多数の人が閲覧します。結果、投稿者が思いもよらないことになる場合があるというリスクの話でした。
「桃太郎が鬼退治のお供をSNSで募集したらどうなるか」など、現代版桃太郎を演じた1年生にとっては馴染みやすい話を題材に、リスクを考える活動から始まり、自分たちの身近にもありそうなリアルな事例まで考えました。活動を通して、茶化す人や心配する人など、いろいろな立場の人の視点で考えられるようになりました。生徒達は「ちょっとした情報を出すだけでトラブルになることがわかった」「いろいろな人がネットを使っていると知って、少し怖くなった」などの感想をもったようです。
今後は誰もがより気軽に情報を発信できる時代がやってきます。生徒達には今回の学習を忘れず、様々なリスクを想像して適切な情報発信をしながら生活してほしいです。
<第2学年>情報モラル教室を行いました
19日(火)に、LINE情報モラル教室を実施しました。ZOOMをつかって、講師の方とSNSの使い方について学びました。もし、桃太郎の話の中で、鬼退治についていった猿が「鬼を倒したぞ!俺らが最強だ!」とSNSに投稿したらどうなるかを考えました。みんなは、「鬼がかわいそう」「報酬ってお金?」などの様々な返信を考えていました。猿は、鬼を倒したことを伝えたかっただけですが、投稿を読んだ2年生の感じ方と大きく違っていました。
思い込みで話が進んでしまうことが多いSNSでは、投稿する内容をよく考える必要があります。みなさんも、何か記事を投稿するとき、読んだ人がどんなことを感じるか、よく考えて、上手にSNSと付き合っていきましょう。
<第3学年>LINE情報モラル教室がありました
1月19日(火)の6時間目に、株式会社LINEによる情報モラル教室が開催されました。始めにSNSなどの危険性について、身近な話題を取り上げて説明をしていただきました。
次に「リスク見える化シート」を活用して、SNSを投稿した時に起こりうる問題を、
①賛成する人の視点
②ふざけやすい人の視点
③信じやすい人の視点
④批判しやすい人の視点
以上4つの視点で考えることができました。
「SNSはいろんな人が見ている可能性があるので、相手の気持ちを考えて投稿した方がいい」と今回の情報モラル教室を通して生徒たちはポイントを再確認しました。SNSの危険性についての話を真剣に聞くことができていて素晴らしかったです。
NHKあさイチの記録「JCC㈱ブログより」
教頭先生自作「社会小テスト」
本校は現在、45分授業で運用していますが、不足分の5分については、グーグルクラスルームを活用し、自宅での予習や復習を行うことで対応しています。
以下は、3年社会を担当している教頭先生が、ほぼ毎時間、授業の復習として生徒に出している問題です。
(解答する場合は回答者のメールアドレスを添付することになっています。)
※普段はもっと簡単に作っていますが、これで定期テストもないため、1時間以上かけた力作です。
NHK「子供の『学び』を守る!」「オンライン授業」が放映されました
番組の流れは次のようになっていたと思います。
コロナ禍が不安で登校ができない。
そのためにオンライン授業を推進。 学びの保障。
新たな発見ということで、豊根中学校の取り組みが紹介されました。
さらにオンラインイベント。 楽しいことで子どもたちのストレス解消。
豊根中学校のオンライン文化祭は紹介こそされませんでしたが、考え方が同じだと思いました。
ICT教育は、
「子どもが信じられなくてデバイスを与えられない」でなく、
デジタルネイティブの子どもたちと「デバイスいい使い方をいっしょに学ぶ」という、日本大学の大学の先生のお話には、本校の考えと合致していて勇気付けられました。
今後も、コロナ禍のような状況が継続するのであれば、ますます豊根中学校のICT教育の重要性が高まると実感しました。
https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/210120/1.html
これまでの豊根中ICT教育概要(参考ブログ)
LINE株式会社による情報モラル教室
LINEのキャラクター「ムーン」を主人公に、インストラクターの方が、上手に講習してくださいました。
本校のICT教育のベースとなるのが「情報モラル教育」です。年間数回実施して、生徒はネットの上手な担い手となっています。
生徒会長あいさつ
「僕は思い込みが結構多いということがわかりました。SNSに投稿するときは注意して投稿したいと思います。」
豊根中学校ウエブサイトが半年で6万アクセス!
北設情報の学校ブログからエデュマップのウエブサイトに変更してから6万アクセスとなりました。
おそらく、保護者や生徒だけでなく、ご親戚や豊根中学校の先輩、豊根村民、そして地域の方や豊根中学校の取り組みに関心をもたれている方もご覧いただいているかと思います。ありがとうございます。立ち上げたタイミングで、新聞やテレビで報道されたことも閲覧者が増えた理由かと思います。
昨日の子ども議会でも、生徒の一人がホームページやSNSでの発信の重要性を提案していましたが、まちがいなく豊根中学校のウエブサイトは豊根村の教育のよさを発信できていると感じています。
これまではブログだけでしたが、この学校ウエブサイトは、お知らせや掲示板、配付物など機能が充実しています。
トップには「検索ボックス」を設けています。過去のブログはキーワードをもとにここから探し出すことができます。
2つ目に「アクセスカウンタ」を設定しました。最初にスタートしたのが6月9日となります。それから半年で6万アクセス。
また最近、またたくさん記事を登校していますので、3つ目に「新着コーナー」が現れるようにしました。スマホの場合は、左のサブウインドウが後ろのほうに自動的に設定されていますので、メニューも後ろになっています。
さて、7万アクセスに達する日はいつかをクイズにします。自由参加でお答えください。(お一人一回のみ。回答者自由)正解者は、ブログにてご芳名(ペンネーム可)を掲示させていただきます。
〆切は12月25日とします。
7万アクセス達成日クイズ
クリック!
豊根中学校ICT教育概要
先日、豊根村議会の視察の折に、議員さんたちに説明したプレゼン資料です。
オンライン文化祭のブルーレイができました!
オンライン文化祭のyoutube上の録画はこの後消去します。
生徒たちの記念として、生徒一人1枚、ごらんのようなブルーレイを配付します。
記念品としてお受け取りください。
ブルーレイ作成にあたっては、配付上の著作権を侵さないことや、音声のバランス(特に2人のMCの大きさの違い)を、担当の先生が再編集してくださいました。
村議会議員ICT教育視察、そして全国に放映!
金曜日は朝5時半台のNHKニュースで、豊根中学校のICT教育の取り組みが全国放映されました。
https://jcc.jp/news/16661267/
2時間目は、村議会議員の視察でした。村長さんや副村長さん、総務課長さんもご同行。
豊根中学校の新しいスタイルのICT教育をご覧いただきました。
特に、生徒が実際に自宅でどのように活用しているか、2年生や生徒会役員の生徒を中心に、議員さんたちに説明しました。
なお、この日のお昼休みは、担当ディレクターのお願いで、1月20日、NHK「あさイチ」放映のための生徒インタビューがありました。生徒5名が代表で答えました。
オンライン授業やオンライン文化祭で取材した映像とともに再編集し、全国各地の取り組みとともに紹介されます。ご期待ください。
オンライン文化祭・オンライン授業の取り組みが全国放送されます。
オンライン文化祭を取材したNHK担当ディレクターから次のような連絡がありました。
これまでの取材映像と、一部生徒へのリモートインタビューを再編集して、ICT教育の取り組みが全国放送されるという内容です。
前回の放送では「輝く子どもたち」という内容でしたが、今度は豊根中、豊根村のICT教育のレベルの高さを全国に宣伝できるよい機会だと考えます。
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豊根中学校のみなさま
お世話になっております。NHK名古屋の担当です。11月のオンライン文化祭の放送では本当にお世話になりました。リポートの反響をうけて、豊根中のICT教育についてぜひ放送させてほしいと数々の部署からオファーをいただいております。そこで、改めて再度豊根中のみなさまにリモートインタビューの撮影のお願いをさせていただきたくご連絡いたしました。制作を予定しているのは下記2つの番組です。
▼『おはよう日本』全国放送 デイリーのニュース番組
放送予定日:12月10日(木)時間帯は未定 ※明日
※この内容は、これまでの取材映像をリメイクして放送。
▼『あさイチ』 全国放送 デイリーの情報番組
放送予定日:来年の1月末予定(3~4分程度)
※これまでの取材映像 + 一部生徒へのリモートインタビュー
『あさイチ』は教育格差をテーマに”#学びたいのに学べない”状況に置かれている子どもたちを救おうと全国各地の取り組みを集めて解決策を考える番組を制作しています。そこで、全国に先駆けて4年前からICT教育に力を入れてきた豊根中の皆さんだからこそ感じている”ICTを使った学びならではの良さ”についてリモートインタビューさせていただきたいと考えています。5月の休校時にはすぐにオンライン授業に切り替える事が出来た時のことなど、生徒の皆さんに実際に使ってみて感じている良さを教えていただきたいです。
DOCOMOスマホ教室
11月19日の保護者会ではスマホ教室が行われました。
保護者と生徒がいる各教室と名古屋のドコモの会社とをオンラインでむすんで、担当者によるオンラインの講義が行われました。
生徒の表情も担当者に分かるようで、双方向で質問をしたり、生徒の様子に応じて上手に話を進めてくださったりして、たいへん中味の濃い講義になりました。
講義のあとの生徒のまとめからも、内容をよく理解できたことがうかがえました。
先日、北設楽郡の生徒指導の講演会で講師の先生が話題にしてくださったことの一つに、ネットの被害にあった生徒は、その多くが、「学校でこのような講習を受けた記憶がなかった。」と語っているそうです。もしかしたら講義は受けていたものの、記憶が薄れてしまったのかもしれません。
今回は、保護者も後ろのほうで同じ講義を受けていたので、冬休みに入るときに再度親子で、講義の内容を振り返って、我が家で気をつけること、ルールを確認しておいていただけるとよいかと思います。
そして、情報端末を正しく使って(ぜひとも勉強を第一に活用して)ネットによる被害を受けたり、加害者になったりして一生後悔しないようにしましょう!
豊根中学校では情報モラル教育を第一にICT教育に取り組んでいます。
期末テストがんばってます!
教頭先生が、「3年生の社会の平均点、予想以上に高い!」と話していました。「テストが簡単だったかなあ」とも、振り返っていましたが、おそらく皆、真剣に勉強したのだと思います。
教頭先生が毎時間のように、グーグルクラスルームのグーグルフォームを使って小テストを出題していた効果もあるのではないでしょうか。
このように、「3年社会」というネット上の教室に課題が出されます。(生徒個人のGmail、@toyonejh.comにも通知されます。)
グーグルフォームで作った教頭先生自作の小テストです。採点機能もあります。
よかったらチャレンジしてみてください。