カテゴリ:情報モラル・ICT教育
金曜日は大雨警報発令による臨時休業でした
午前6時20分ごろ、大雨警報が発令されました。この日、茶臼山は200mm以上の降雨を記録しました。新城でも、豊根村でも朝は台風なみの暴風雨でした。
豊根中の生徒は午前9時より、次のようなスケジュールで、オンライン授業を行いました。1年生は、初めてのオンライン授業でしたが、月曜日にzoomによる朝礼を経験していたので、すぐに担任の先生と朝の会をすることができました。
このようなスケジュールで、のんびりとオンライン授業を行いました。
12時から14時までは、お昼休みと休憩。
13時50分ごろには雨も小降りでした。
2時からは校長による総合のオンライン授業を行いました。
・四天王寺大学の教育学部の学生にオンライン授業やオンライン文化祭の紹介をしたこと
・YouTubeに動画をアップする方法
・Zoomのコツ(背景を説明するつもりでしたが、説明できませんでした。)
・総合について
総合については、全校生徒のやりたいことについて、少しコメントをしました。このときに話したことと、せなかったことについて別のブログで紹介します。
1日の締めくくりは、教務主任の木下先生による帰りのSTでした。3時前には終わりました。
生徒も先生も、ゆったり授業ができた一日でした。ただ、ずっとiPadを使っていたので、目が疲れたかもしれませんね。お疲れさまでした。
総合的な学習の時間や生徒会活動でICT教育を
情報委員会では、図書館の本の貸し出しをグーグルクラスルームのスプレッドシートで始めようとしています。すばらしいことです。
また、これは生徒会が生徒への連絡として作成して、グーグルクラスルームの生徒会ルームにアップしたものです。ICT担当の先生が驚くほどの動画を作ったようです。
豊根中も素晴らしいですが、参考までに、豊根中の上をいっている福岡市立高取中学校の例を紹介します。
技術科や総合で、生徒が課題意識をもってホームページ(WEBサイト)をしているということです。なんと、生徒会のWEBサイトもあります。ぜひ、ご覧ください。
情報モラル教室がありました。
5月18日は、通信会社の方から、Zoomを使って、スマホ・ケータイの使い方について教えていただきました。
今は、生活の一部に溶け込んでいるSNS。実際に起きた事件や事例を基に、どこがいけなかったのか、何が悪かったのかをみんなで考えました。
生徒会長からは、「Aさんも、Bさんも、Cさんもみんなそれぞれ少しずつ悪いところがある。そこをみんな直していけるともっと気持ちよく過ごせると思いました。僕たちもそんなことないか気をつけていきたいです。」
という言葉がありました。
本校では、ipadを家庭にも持ち帰り利用しています。豊根中学校の生徒はすでに、ipadの正しい使い方を身に付けています。今回のような情報モラル教室により、さらに上手な活用法を身に付けていくことでしょう。
ICT教育の工夫
ちょうど昨年の今頃、コロナ禍でオンライン授業が始まりました。
今年も、コロナ禍の状況は変わっていませんが、
- 学校教育の場では、ウイルス対策がしっかり行われている。
- 臨時休業にすることの方が、子どもたちにとってよくない環境である。
という考えで、今年は対面の授業を実施しています。幸せを感じています。
そんな中で、文部科学省のギガスクール構想では、「アフターコロナでもオンライン授業を」という指針もあり、本校では、次の点について積極的にオンライン授業の仕組みを活用しています。
- 遠方の外部指導者の講演
- 指導の先生が、鳳来寺自然科学博物館等から配信
- 数学等の授業をZOOMで録画して、自宅で復習
特に、3番目については、家でもう一度授業が復習できるため、何人かの生徒が録画を活用しています。数学の学力向上の効果がかなりあるため、今後、鈴木先生が各方面に報告する予定です。
(教室の片隅に、配信機材のビデオカメラと配信機器)
※配信機器については、本校が率先して導入して利用していたため、昨年度、この会社のセミナーで豊根中の活用を発表しています。この機器があれば、ビデオ配信が格段に向上するという実績をもとに、広く知っていただきたいため、セミナーでの講演を無償で引き受けました。ご興味のある方はご覧になってください。youtuberも使っている製品です。
社会では・・・
写真は1年生ですが、調べ学習と発表の時間を設定し、自分の好きなテーマを1つ選んで、資料を使って発表しているそうです。
生徒は、「難しいけど楽しい」と、振り返っており、主体性や思考力が伸びると、先生は分析しています。