学校ブログ

12月21日 豊根村さいこう会議7 村長さんより

あること、無いこと。いいところ、悪いところ。これらを分析し、だれがどうやってやるのかを明らかにするとよいのではないか。昔は品質の良いものを大量に作る事を目指してきたが、これからの時代は、個性を大切にした時代。例えば、この味はあの人が作ったものなどのように作った人の顔が見えるものを購入する時代になっているのではないか。

かつて豊根村はブルーベリーの里、茶臼山高原スキー場、チョウザメなど、雑談の中から生まれたアイデアが、現実となって、現在に至ってるものもあります。皆さんの今回のアイデアがとても素晴らしかったので、参考にさせていただきたいと思います。

皆さんが豊根で育ったことを自信をもって語ってもらえることを期待しています。

 

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12月21日 豊根村さいこう会議1

 これまで総合的な学習の時間で学び、まとめながら中学3年生が考えたことを村長さんはじめ、役場の課長さん達へお伝えしました。3年生6人の発表と、それに対するご意見の一部を簡単に紹介します。それぞれの方々のご意見と多少ずれているところがあるかもしれませんがお許しください。

 

1 豊根村の食材を生かした特産品の開発「豊根村三大珍味」

発表:三大珍味=蜂の子、チョウザメの身、うるか(アユの内蔵(卵や白子)の塩漬け)これらを広めていくとよい。

課長さん方:現在豊根村にあるものから特産品を考えているところがよい。特産品をどう売り出すかを考えたいところ。例えば、ハチの子は、小さいころから食べなれているので良いが、食べたことのない人には罰ゲームのようになってしまう。昆虫食ブームに乗りながら、工夫するとよいかもしれない。また、お酒のつまみとして考えるのもよいかもしれない。

 

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12月20日 3年理科

 イオンの学習のまとめです。これまで出してきた疑問(未知)を学習してきたことを振り返って答える(既知)活動を行っていました。赤い文字で書いてある未知の部分を青い文字の既知に変えていくという作業を繰り返していました。赤い文字の紙にある丸のマークは授業中に解決した時につけたものだそうです。自分が答えるところに消しゴムを置き、青い文字で書いた紙を上に貼っていく。みるみるうちに青い文字が増えていきました。授業の終わりに今までの学習を振り返り、知識を定着させる良い方法だなと思いました。

 

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12月19日 志高寮のクリスマスツリー

 志高寮にクリスマスツリーが設置されているそうです。生徒からのお願いで、本部長が切ってきたものです。豊根中学校は、3年前まで全寮制の学校で、寮に自治会がありました。2学期の終わりには、寮の自治会主催でクリスマス会が夜に開かれていました。学校としては「夜の会をやっていいですよ」とは言えず、夜のクリスマス会をあきらめてもらいました。夜のクリスマス会を行えないことに、生徒は悲しがっていました。そんな時、保護者が、志高寮で開催する道を開いてくれました。生徒は喜び、企画し、案内状を作成しました。その時、本部長にツリーのお願いをしたそうです。ツリーが今週行われるクリスマス会に、彩りを添えてくれます。

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12月12日 3年家庭科

 幼児のための手作りおやつ「手作りのクレープを作ろう」

 まず、一人一つのフライパンとガスコンロ、道具の共用をしないように準備されていました。自分で作ったものは自分で食べる。コロナウイルス感染拡大防止の観点から、このように授業を組み立てていました。

 生徒たちは、クレープを焼きます。うすい生地が上手にできました。次に、フルーツを切ります。バナナ、キウイ、イチゴ、モモが準備されていました。うすく切る生徒、輪切りにしたり、くし形にしたり、それぞれの思いをもって切っていました。クレープ生地の上に果物と生クリームとチョコソースをぬって、巻き上げたら完成です。どんな味になったかは、それぞれ、聞いてみてください。

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12月12日 薬物乱用防止教室

 設楽署の方と、豊根の駐在所の方が見えて、薬物乱用防止教室がありました。

 薬物に手を出しては絶対にダメということをまず強調されました。どんな薬物も誘いにのってしまったら、その後の人生がだめになってしまうこと。悩みがあればだれかに相談したり、書き留めたりして自分で抱え込まないこと。困ったことは駐在さんなどに相談するのもよいなどと教えていただきました。

 追加で、交通安全に努めてくださいとも伝えられました。

ずっと健康でいられることが一番だなと思いました。

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12月12日 1年数学

 「羊が放牧場A点から川で水を飲むP点を通り、小屋B点に帰る経路で、最短距離になるP点はどこになるでしょう」を作図により求める学習でした。

 コンパスと定規を用いてA地点の線対称の地点A‘を作図します。次にA‘とBを直線で結び、Pを決めると最短距離になります。この授業では、点Aからの垂線が引けるかどうか、B-A’を直線にした時が最短距離であることを見つけることがポイントであったようです。 

先生からヒントをもらいながら、全員が作図により、最短距離を見つけることができました。

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12月9日 2年生の学級通信より

 2年生の学級通信に道徳の授業の事が載っていました。内容がとてもよかったので、紹介します。少し長くなりますが、お許しください。

「温かさを分け合って  ~人権について考えた1週間~」

7日(水)は道徳の授業がありました。ある中学生が東日本大震災を機に人の温かさに触れる一方で、偏見や心ない言動に接し、人権について考えを深めていく経験をつづったビデオを見て「偏見」や「差別」の根底にある「理解不足」について考えました。2年生のみなさんの感想や意見を紹介します。

・今までは災害や事件などへの偏見を目にしたり言ったりしたけれど、偏見を口にする前にそのことについて知り、被害者のためにできることを探すのが大切だと分かった。これからは偏見をもたず、事実を知ったり、広めたり、自分にできることをしたい。

・これまでは放射線による被害を受けた人たちの気持ちをあまり考えたことはなかったが、この授業を通して放射線による被害を受け、苦しむ方々の気持ちが分かった。これからは放射線被害者の気持ちを考えて行動したい。

・今まで、人権の勉強をたくさんしてきて、相手の気持ちを考えることが大切だと知っていたが、この動画を見てより一層相手の気持ちを考えることが大切だと思った。これからも他の人の気持ちを考えて発言したい。

・自分自身、震災などについてよく知らなかったから、正しく理解することは大切だと分かった。これから自分たちもそういう被害に遭うかもしれないし、被害に遭った人と会うかもしれないけど、差別をしないなどその人の人権を大切にしたい。

・福島原発の被害のことをあまり知らなかったが、お話を聞いて大変だなと思ったし、主人公のまわりにいる友達が良い人たちだと思いました。これから地震や災害が起こると思うので、そういったときに互いのことを理解して生きていこうと思った。

 

授業中、本当に真剣に考えていました。どの考えもとてもすばらしいです。今回考えたことを胸にとどめ、これからも生活してほしいです。また、みなさん自身が差別をしたり偏見をもったりすることなく、全員の人権が保障される世の中になってほしいですね。

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12月5日 豊根中学校人権宣言

 豊根中学校の生徒玄関の壁に、「豊根中学校人権宣言」が掲げられています。平成17年度卒業生一同とありますので、卒業記念と思われます。昔の記録が残っていなくてよくわかりませんが、平成17年に豊根中学校全体で、人権について考えまとめたものでないかと想像します。代々確実に引き継いでいかなければならないものでもあると思います。とても大切なことが書かれていますので、以下にその全文を紹介します。

 

豊根中学校 人権宣言

私たちは、差別のない豊根中学校を創るため、次のことを宣言する。

第1条         全員の個性を認め、尊重しあう心をもつ。

第2条         全員の心を通わせ、何事にも思いやりをもち、協力して取り組む。

第3条         人を傷つける行為をしない。万が一、問題が生じた場合、全員で考え解決する。

第4条         いかなる時も礼儀を大切にし、ルールを守って生活する。

第5条         人権について積極的に学習し、人権を大切にしようとする意識を高める。

平成十七年度 卒業生一同

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