2022年12月の記事一覧
12月23日 2学期終業式
2学期が終了しました。終業式の後、生徒指導主事から冬休みのめあての発表がありました。「まさか」です。「ま 迷ったら相談」「さ 寒さに負けない体づくり」「か 課金より家族との会話」なかなかよく考えられており、生徒の記憶に残る素晴らしいものだと思いました。続いて養護教諭から「体と心にうるおい+(プラス)」の話がありました。空気が乾燥するので、ウィルスに負けないように水分をこまめにとろう。心の乾燥(イライラなど)を防ぐには「睡眠(よくねる)」「長めのお風呂(あったまる)」「好きなこと・やりたいことをやる」などするとよいことを紙芝居にして話されました。とても分かりやすかったです。最後に交通安全担当から、自転車の乗り方に気を付けて(ヘルメット着用、二人乗り禁止、早めのライト点灯など)交通事故に遭わないように、十分気を付けてください、と気持ちのこもった話がありました。
皆さんが楽しく冬休みを過ごし、元気な始業式の登校になると信じています。
12月22日 全校英語
スクラブル(Scrabble)というクロスワードゲームをやっていました。スクラブルとは、1948年にアメリカで作られた、単語を作成して得点を競うボードゲームだそうです。この時間は3つの班に分かれ、班ごとにiPadで単語を探し、次々にクロスワードを完成させていきます。単語ができたら得点を計算し、得点を紙に記録しながら進めていました。どの生徒も真剣にとりくんでいました。
12月21日 豊根村さいこう会議6
6 女性の雇用機会創出と社会進出支援
発表:若い人が望む仕事が少ない可能性がある。自分がしたい仕事もないので、自分で仕事ができるように会社を立ち上げること考えていきたい。
課長さん達より:リーダー的な人が表れ、女性の活躍の場をどんどん作ってくれるとよい。(発表者:私がなってもいいかな)豊根の中にも、起業して活動している人もいます。現在、無料の職業安定所のようなものはあるけれど、新しいものはない。ネット社会ならではの、豊根でできる仕事を広げられるとよい。
12月21日 豊根村さいこう会議5
5 豊根っ子体力向上&大人の楽園
発表:豊根の小中学生は体力が少ないと学校保健委員会でも話題になった。間伐材などを有効利用して、遊具や、居酒屋兼宿泊施設のようなものを作れたらいい。景色のよいところに作れるととてもよい。
課長さん方より:お酒と宿泊はセットがよい。そこでは、豊根でしか食べられないものを出すとよい。施設はツリーハウスやログハウスみたいなものができるとよい。安全面などを考えて遊具を作れたらよい。
12月21日 豊根村さいこう会議4
4 空き家を有効活用した豊根村のぷらっと立ち寄りエリア「イートイン豊根」
発表:空き家を利用した若者に喜んでもらえるパンやケーキの店を開く。村外の人が豊根に来たときに豊根のよさや土地代が安いなどの情報とともに他の空き家を見てもらう。観光協会のSNSで店の情報を乗せるなどの特典をつける。
課長さん達より:豊根村の茶臼山スキー場のように、豊根村をアピールしようとしている。協力隊の方が、積極的に豊根のよいところ発信し、フォロワー数を増やそうとしている。現在温泉の食堂スペースなどが空いているので、上手に活用する方法を考えている。
12月21日 豊根村さいこう会議3
3 「豊根アグリベンチャー」山林、不耕作地、空き家の未活用資源を活用した創業支援事業
発表:豊根村の使われていない家や土地や田畑がたくさんあるので、農業や放牧に興味のある方に活用してもらうのはどうか。初心者でも農業や放牧が楽しめる内容のパンフレットなどを作りスキー場のように宣伝するのはどうか。
課長さん方より:空き家バンクに登録されている家が24件。そのうち14件が契約成立している。農作地などもあいているところはあるが、なかなか借りるとなると大変なことも多い。しかし、就農したいと言ってきた人に、土地を紹介できた例はある。
12月21日 豊根村さいこう会議2
2 五平餅サミット
発表:五平餅サミットを開く。日本中の五平餅を集めて、みんなで食べ比べをして日本一の五平餅を決める。形や由来などを知ってもらう工夫をする。
課長さん方より:五平餅を食べるエリアと蜂を食べるエリアは似ている。サミットを開く組織を作り、近隣の市町村と協力しながら、持ち回りで開くのも面白いかも。コメの消費量を上げたり、間伐材を有効利用したりすることも考えられる。工夫された「たれ」に焦点を当ててみるのも面白い。
12月21日 豊根村さいこう会議7 村長さんより
あること、無いこと。いいところ、悪いところ。これらを分析し、だれがどうやってやるのかを明らかにするとよいのではないか。昔は品質の良いものを大量に作る事を目指してきたが、これからの時代は、個性を大切にした時代。例えば、この味はあの人が作ったものなどのように作った人の顔が見えるものを購入する時代になっているのではないか。
かつて豊根村はブルーベリーの里、茶臼山高原スキー場、チョウザメなど、雑談の中から生まれたアイデアが、現実となって、現在に至ってるものもあります。皆さんの今回のアイデアがとても素晴らしかったので、参考にさせていただきたいと思います。
皆さんが豊根で育ったことを自信をもって語ってもらえることを期待しています。
12月21日 豊根村さいこう会議1
これまで総合的な学習の時間で学び、まとめながら中学3年生が考えたことを村長さんはじめ、役場の課長さん達へお伝えしました。3年生6人の発表と、それに対するご意見の一部を簡単に紹介します。それぞれの方々のご意見と多少ずれているところがあるかもしれませんがお許しください。
1 豊根村の食材を生かした特産品の開発「豊根村三大珍味」
発表:三大珍味=蜂の子、チョウザメの身、うるか(アユの内蔵(卵や白子)の塩漬け)これらを広めていくとよい。
課長さん方:現在豊根村にあるものから特産品を考えているところがよい。特産品をどう売り出すかを考えたいところ。例えば、ハチの子は、小さいころから食べなれているので良いが、食べたことのない人には罰ゲームのようになってしまう。昆虫食ブームに乗りながら、工夫するとよいかもしれない。また、お酒のつまみとして考えるのもよいかもしれない。
12月20日 3年理科
イオンの学習のまとめです。これまで出してきた疑問(未知)を学習してきたことを振り返って答える(既知)活動を行っていました。赤い文字で書いてある未知の部分を青い文字の既知に変えていくという作業を繰り返していました。赤い文字の紙にある丸のマークは授業中に解決した時につけたものだそうです。自分が答えるところに消しゴムを置き、青い文字で書いた紙を上に貼っていく。みるみるうちに青い文字が増えていきました。授業の終わりに今までの学習を振り返り、知識を定着させる良い方法だなと思いました。
12月19日 志高寮のクリスマスツリー
志高寮にクリスマスツリーが設置されているそうです。生徒からのお願いで、本部長が切ってきたものです。豊根中学校は、3年前まで全寮制の学校で、寮に自治会がありました。2学期の終わりには、寮の自治会主催でクリスマス会が夜に開かれていました。学校としては「夜の会をやっていいですよ」とは言えず、夜のクリスマス会をあきらめてもらいました。夜のクリスマス会を行えないことに、生徒は悲しがっていました。そんな時、保護者が、志高寮で開催する道を開いてくれました。生徒は喜び、企画し、案内状を作成しました。その時、本部長にツリーのお願いをしたそうです。ツリーが今週行われるクリスマス会に、彩りを添えてくれます。
12月15日 後藤裕道さんありがとうございます。
北設楽郡サポーターの後藤裕道さんからクリスマスの贈り物をいただきました。ありがとうございます。終業式の日に生徒たちに渡したいと思います。
12月12日 3年家庭科
幼児のための手作りおやつ「手作りのクレープを作ろう」
まず、一人一つのフライパンとガスコンロ、道具の共用をしないように準備されていました。自分で作ったものは自分で食べる。コロナウイルス感染拡大防止の観点から、このように授業を組み立てていました。
生徒たちは、クレープを焼きます。うすい生地が上手にできました。次に、フルーツを切ります。バナナ、キウイ、イチゴ、モモが準備されていました。うすく切る生徒、輪切りにしたり、くし形にしたり、それぞれの思いをもって切っていました。クレープ生地の上に果物と生クリームとチョコソースをぬって、巻き上げたら完成です。どんな味になったかは、それぞれ、聞いてみてください。
12月12日 薬物乱用防止教室
設楽署の方と、豊根の駐在所の方が見えて、薬物乱用防止教室がありました。
薬物に手を出しては絶対にダメということをまず強調されました。どんな薬物も誘いにのってしまったら、その後の人生がだめになってしまうこと。悩みがあればだれかに相談したり、書き留めたりして自分で抱え込まないこと。困ったことは駐在さんなどに相談するのもよいなどと教えていただきました。
追加で、交通安全に努めてくださいとも伝えられました。
ずっと健康でいられることが一番だなと思いました。
12月12日 1年数学
「羊が放牧場A点から川で水を飲むP点を通り、小屋B点に帰る経路で、最短距離になるP点はどこになるでしょう」を作図により求める学習でした。
コンパスと定規を用いてA地点の線対称の地点A‘を作図します。次にA‘とBを直線で結び、Pを決めると最短距離になります。この授業では、点Aからの垂線が引けるかどうか、B-A’を直線にした時が最短距離であることを見つけることがポイントであったようです。
先生からヒントをもらいながら、全員が作図により、最短距離を見つけることができました。
12月9日 2年生の学級通信より
2年生の学級通信に道徳の授業の事が載っていました。内容がとてもよかったので、紹介します。少し長くなりますが、お許しください。
「温かさを分け合って ~人権について考えた1週間~」
7日(水)は道徳の授業がありました。ある中学生が東日本大震災を機に人の温かさに触れる一方で、偏見や心ない言動に接し、人権について考えを深めていく経験をつづったビデオを見て「偏見」や「差別」の根底にある「理解不足」について考えました。2年生のみなさんの感想や意見を紹介します。
・今までは災害や事件などへの偏見を目にしたり言ったりしたけれど、偏見を口にする前にそのことについて知り、被害者のためにできることを探すのが大切だと分かった。これからは偏見をもたず、事実を知ったり、広めたり、自分にできることをしたい。
・これまでは放射線による被害を受けた人たちの気持ちをあまり考えたことはなかったが、この授業を通して放射線による被害を受け、苦しむ方々の気持ちが分かった。これからは放射線被害者の気持ちを考えて行動したい。
・今まで、人権の勉強をたくさんしてきて、相手の気持ちを考えることが大切だと知っていたが、この動画を見てより一層相手の気持ちを考えることが大切だと思った。これからも他の人の気持ちを考えて発言したい。
・自分自身、震災などについてよく知らなかったから、正しく理解することは大切だと分かった。これから自分たちもそういう被害に遭うかもしれないし、被害に遭った人と会うかもしれないけど、差別をしないなどその人の人権を大切にしたい。
・福島原発の被害のことをあまり知らなかったが、お話を聞いて大変だなと思ったし、主人公のまわりにいる友達が良い人たちだと思いました。これから地震や災害が起こると思うので、そういったときに互いのことを理解して生きていこうと思った。
授業中、本当に真剣に考えていました。どの考えもとてもすばらしいです。今回考えたことを胸にとどめ、これからも生活してほしいです。また、みなさん自身が差別をしたり偏見をもったりすることなく、全員の人権が保障される世の中になってほしいですね。
12月5日 豊根中学校人権宣言
豊根中学校の生徒玄関の壁に、「豊根中学校人権宣言」が掲げられています。平成17年度卒業生一同とありますので、卒業記念と思われます。昔の記録が残っていなくてよくわかりませんが、平成17年に豊根中学校全体で、人権について考えまとめたものでないかと想像します。代々確実に引き継いでいかなければならないものでもあると思います。とても大切なことが書かれていますので、以下にその全文を紹介します。
豊根中学校 人権宣言
私たちは、差別のない豊根中学校を創るため、次のことを宣言する。
第1条 全員の個性を認め、尊重しあう心をもつ。
第2条 全員の心を通わせ、何事にも思いやりをもち、協力して取り組む。
第3条 人を傷つける行為をしない。万が一、問題が生じた場合、全員で考え解決する。
第4条 いかなる時も礼儀を大切にし、ルールを守って生活する。
第5条 人権について積極的に学習し、人権を大切にしようとする意識を高める。
平成十七年度 卒業生一同
12月5日 後藤裕道様より
12月5日、プレゼントが届きました。寒い冬に大活躍のカイロです。早速カイロを生徒に配りました。たくさんの贈り物をありがとうございました。
カイロには、以下のようなメッセージが添えられていました。
☆寒い冬があるから 今、ラストスパート☆
寒い冬があるから、麗らかな春の日が待ち遠しい
寒い冬があるから、夏の太陽の眩しさが愛おしい
寒い冬の白さを知っているから、紅い秋が美しい
寒い冬に力を蓄えるから、春には大きく飛躍する
寒い冬を乗り越えるから、春には綺麗な花が咲く
皆さんは、春には何色のどんな花を咲かせますか
みんな違って当たり前、自分の道を信じましょう
今の自分を超える、変える、貫く、全て自分です
四季のある事を感謝ととらえ、変化に対応しよう
北設楽郡サポーター 東栄町出身 後藤裕道
12月1日 人権教室
豊根村の人権擁護委員の方3名による人権教室が開かれました。
第40回全国中学生人権作文コンテスト内閣総理大臣賞を受賞した作文を読んで、感想や意見を交換しました。
生徒が書いた中で私が一番印象に残った一人の感想を紹介します。「誰かが空気を変えるような行動をすると周りの空気も自然に変わった。だから私も困っている人がいたら空気が悪い時には自分から行動して周りをすごしやすくしたいなと思いました。」
最後に人権擁護委員の方が、「こんな人間になりたいな(理想)という思いをもつことがまず大切ですね。そして実際になれたら素晴らしいですね。」と話され、会を閉じました。