たくあん炒飯! ~子供の好き嫌いについて~
今日の給食前の生徒の話題は、「たくあん炒飯ってあり?」だったようです。他校で「たくあん炒飯」を食べたことはありますが、豊根では初めてのよう。「新メニューより、ふつうの炒飯がいい」という声も!
発達段階の子どもたちの味覚の特性として、「まざったもの」が苦手な子どもがクラスに数人はいます。
「好き嫌い」が生じる本質として、自分の命を守る本能だという理論があります。自分の命を守るために、子ども時代は次のような味覚が苦手だという話を紹介します。
例えば「酸っぱいもの」が苦手=くさって酸化してしまったものだから
「苦いもの」が苦手 =苦いものは毒性のあるものだから
「生臭いもの」が苦手 =生のものは細菌が付着している可能性があるから
「まざったもの」が苦手というのは、一つ一つの食材が自分にとって危険な食べ物ではないかどうか確かめて食べたいという感覚からのようです。
大人になると「好き嫌い」は解消されて、いろいろな味を楽しめるようになります。
大人の味覚としては今日も上手に調理してくださっていておいしい炒飯でした。生徒や小学生はどのように味わったでしょうか。
11月30日(月)
たくあん炒飯・牛乳・いかねぎ焼き・もやしとわかめのみそ汁・みかん(半分)