薬物乱用防止教室
今日は、学校薬剤師の峯田先生をお迎えして、薬物乱用防止教室を行いました。
講演から
○ゲートウェイドラッグ(酒やタバコ)について
ゲートウェイドラッグとは、他の薬物使用を誘導するための入り口となる薬物です。
未成年の皆さんで身近にあるゲートウェイドラッグは、タバコや酒です。タバコや酒を飲むうちに、違法な薬物などを利用することにつながる危険性があります。
幸福度の高い国とされている国であるブータンでは、タバコそのものの販売が禁止されているそうです。
日本では吸うことができますが、未成年のうちは絶対使わないようにしましょう。
○薬物乱用とは
医薬品を医療目的以外で使うことや、シンナーなどの薬物を不正に使用することを薬物乱用と言います。
薬物は、人の気持ちを興奮させたり、逆に落ち着けたり、幻覚を見せたりするなど3つの効果で分類されます。身近なものだとコーヒーやお茶に含まれるカフェインも薬物の一種になります。
○薬物乱用と危険ドラッグの最近の特徴
年間1万数千件、薬物に関することで検挙されている。危険ドラッグについては、インターネットなどで比較的簡単に入手できるようになっている。中には、記憶力が良くなる、痩せるなどの謳い文句で売られている。しかし、飲めば記憶力が良くなったり痩せるなんてことは決してない。危険ドラッグなどは、あの手この手で皆さんを誘ってきます。手をだすと、進む道は破滅しかありません。決して手を出さないように肝に銘じてください。
○生徒代表のお礼の言葉より
「体に悪い薬物というと、大麻とかだと思っていたけれど、飲み過ぎると、病院で出された薬も、体に害を及ぼすということを知りました。これからは、薬の飲み方なども気をつけて過ごしていきたいと思いました」