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12月9日 2年生の学級通信より

 2年生の学級通信に道徳の授業の事が載っていました。内容がとてもよかったので、紹介します。少し長くなりますが、お許しください。

「温かさを分け合って  ~人権について考えた1週間~」

7日(水)は道徳の授業がありました。ある中学生が東日本大震災を機に人の温かさに触れる一方で、偏見や心ない言動に接し、人権について考えを深めていく経験をつづったビデオを見て「偏見」や「差別」の根底にある「理解不足」について考えました。2年生のみなさんの感想や意見を紹介します。

・今までは災害や事件などへの偏見を目にしたり言ったりしたけれど、偏見を口にする前にそのことについて知り、被害者のためにできることを探すのが大切だと分かった。これからは偏見をもたず、事実を知ったり、広めたり、自分にできることをしたい。

・これまでは放射線による被害を受けた人たちの気持ちをあまり考えたことはなかったが、この授業を通して放射線による被害を受け、苦しむ方々の気持ちが分かった。これからは放射線被害者の気持ちを考えて行動したい。

・今まで、人権の勉強をたくさんしてきて、相手の気持ちを考えることが大切だと知っていたが、この動画を見てより一層相手の気持ちを考えることが大切だと思った。これからも他の人の気持ちを考えて発言したい。

・自分自身、震災などについてよく知らなかったから、正しく理解することは大切だと分かった。これから自分たちもそういう被害に遭うかもしれないし、被害に遭った人と会うかもしれないけど、差別をしないなどその人の人権を大切にしたい。

・福島原発の被害のことをあまり知らなかったが、お話を聞いて大変だなと思ったし、主人公のまわりにいる友達が良い人たちだと思いました。これから地震や災害が起こると思うので、そういったときに互いのことを理解して生きていこうと思った。

 

授業中、本当に真剣に考えていました。どの考えもとてもすばらしいです。今回考えたことを胸にとどめ、これからも生活してほしいです。また、みなさん自身が差別をしたり偏見をもったりすることなく、全員の人権が保障される世の中になってほしいですね。