過去の智慧と経験から災害を防ぐ
午前中、坂宇場地区の見回りをしていると、旧坂宇場小の隣に住む前事務長先生が声をかけてくださいました。
災害から身を守るすべを教えてくださいました。写真は旧坂宇場小の横を流れる川の支流の様子です。石の階段がありますが、上から3段目まで水が増えたことがあったそうです。
ここで災害から身を守るための大切な問題です!
「このような沢が大雨のときに急に水の量が減ったときは、たいへん危険であり、避難したほうがよい。それはなぜか。」
正解例
一見、水が減ったら安心かと思われがちですが、実は上流で土砂崩れが発生したことを予知しています。土砂で天然のダムができたために、水量が減ったのです。
このような状態になると、天然のダムに水がたまり、その水の量が耐え切れなくなると天然のダムが決壊します。
このことを、前事務長さんが教えてくださいました。
今晩、再び雨が予想されます。このように
・ 川や沢の水が急に減る
・ 変なにおいや音がする
それは危険の予兆です。急いで避難するか、報道が伝えているように、家の中の安全な場所で身を守るようお願いします。
・ がけの反対の部屋
・ なるべく高い位置の部屋