カテゴリ:コミュニティ・スクール
放課後の自立について
2月の11時下校のときには、豊根村役場敷地内、教育委員会施設「とよね文化広場」図書館で、自習ができるようになっています。(写真)
自宅より、別の場所で学習をしたいという生徒はぜひ、活用してください。教育委員会のご好意で、ホームページでは17時15分までとなっていますが、延長もOK、暖房もしてくださるということです。
へき地山間部の小中学校は、豊根村にかぎらず、遠距離通学の生徒が多く、一度自宅に戻ってから出直すということも一苦労です。
自転車利用が難しいこともあって、近所の子たちとのふれあいが放課後にできなかったり、連絡を取り合って遊ぶにしても保護者の送迎が必要になったりしています。
その点について、コミュニティ・スクール化によって、いくつか解消されています。課題もありますので、今後とも学校や豊根地域学校協働本部、教育委員会にご意見やご要望をいただければ幸いです。
<改善事項や課題>
- 夜9時の帰宅以外は、おでかけ北設での移動が可能。(定期はフリーパス)
- とよね文化広場や「志高寮」の施設開放。
- 生徒の公共施設利用のマナー。
- 昼食や夕食、水分補給のためのお弁当、飲料水。そのためのお小遣い等の貴重品所持について。
- 生徒の利用や移動時の安全確保。困ったときの連絡手段。
コミュニティ・スクール 料理教室
規模者による、小集団での料理教室となりました。
学校に隣接する施設は、正式な名称を「社会教育会館」といいます。まさに、この活動が社会教育です。
講師の荒川さんと。元気な生徒たち。後は煮えるのを待つばかり。
コミュニティ・スクール文化「ミニ芋煮会」
芋煮会といえば、茶臼山観光の名物になりつつあります。
コロナ禍の中ですが、希望者を精選して、20日の4時下校後、いも煮会が行われます。
希望者はぜひ、本部長まで申し出てください。
(参加費無料:人数が多い場合は2回にわけて実施予定)
※参加する生徒は、この日は5時半のバスで下校となりますので、保護者の方の許しを得て参加してください。(保護者迎えもOK)
<昨年度寮ナイトサークル、こんにゃく料理の様子>
第2回 豊かに根ざすくらしのSTUDY
第2回は2月4日木曜日の午後7時半から開催。
今度はチョウザメ養殖の「㈱トヨネフィッシュファーマーズ」とスキーや芝桜でおなじみ「一般財財団法人茶臼山高原協会」です。
もしかしたら、生徒の何人かはここで働いている未来を感じて、ぜひ前回以上の多くの生徒や保護者の皆様のご参加を期待しています。
先日の生徒会企画、チョウザメ養殖見学では、なんとチョウザメのお腹を開いて、キャビアを見せていただいたり、加工したキャビアを試食したりさせていただきました。
茶臼山ではオールシーズン、観光客が訪れることを期待して、四季折々を楽しむハイキングや、芝桜以外の植物も楽しめるような場所もできています。
生徒会主催「事業所訪問」 ~チョウザメ関連施設~
12月24日、冬休み初日ですが、生徒会主催「事業所訪問」が行われました。今回は、チョウザメ関連施設です。
職場体験は中止となってしまいましたが、チョウザメに興味のある生徒たちが参加しました。
昨年度は、夏休みに四天王寺大学の学生さんをお招きしたとき、施設見学をしましたが、今回は、実際にお腹を切り開いて、キャビアを確認したり、キャビアを加工する施設を見学したりしました。
最後には、試作品のキャビアを試食できたそうです。1瓶1万5千円ほどするそうです。
なお、チョウザメもキャビアがとれる状態のものは○十万円ほどするそうです。
来年度以降、豊根村の一大産業になりそうです。
非公開の写真については、グーグルクラスルームの方にアップします。
数年前にこれを始めた熊谷さんは、
「好きなことは続けられる」
「失敗の連続。失敗を自分のせいだと思える人は成功する。失敗を他人のせいだと思える人は成功しない。」
などの言葉をいただきました。
熊谷さんの弟子である協力隊のお二人。それから興味があって参加した十数名の生徒たち。チョウザメ養殖、キャビア生産が実現するのも、中学生も含め、人々の努力によるものだろうと予感させました。
なお、
「チョウザメが豊根村の人口をこえました。食べにきてください。」
というキャッチコピーが一躍有名になりましたが、それをツイートしてくださった、お笑い芸人「マヂカルラブリー村上さん」は、先日、M-1で優勝!今日の中日新聞には、「マヂカルラブリーM-1優勝に沸く地元 愛知出身の村上さん」という記事も掲載されていました。