カテゴリ:情報モラル・ICT教育

豊根中のiPad活用の様子

 3年生徒が休み時間に、英語のアプリで学習をしていました。授業以外で学習するということが、豊根中のICT教育のねらいの1つ。さすが3年生です。

 さらにそばにいたICTの得意な生徒に、動画を撮影してもらい、メールで送ってもらいました。こういうことを、いとも簡単にこなす様子もすごすぎます。ライフイズテック㈱の讃井氏がほめてくださったとおりです。

なお、3年の担任・副担も体育の授業を動画で体育の授業のバレーボールを分析していました。すごい!

 

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職業講話はICT教育日本最先端のお話

 6月の職業講話は、ICT教育の最先端をいっている、中高生にプログラミング教育を実施している会社、ライフイズテック㈱讃井氏に、ズームでお話をいただきました。

 著作権、肖像権等の関係で写真は出せませんが、生徒一人一人がiPadによりZoomで参加しました。たいへんリラックスした雰囲気で、生徒の心をひきつける話に20名全員が夢中になっていました。

 zoomのチャット機能で質問したり、ホワイトボード機能で落書き(絵が上手!とほめられていた)したりしていましたが、これは世界では当たり前だが、日本ではかなり遅れているという話も聞いて、豊根村が進めているICT教育が確かなものだということを生徒も再認識しました。(以下は教師のメモです)

 なお、この話を機に、プログラミングをやってみたいという生徒は、お金がかかりますが、直接申し込んでみてください。

 学校用のプログラムは2学期に3年対象に行います。(3年の個人集金になります。)

プログラミングはエンタテーメント

 ・ディズニーは魔法 魔法を解く 解決していく

・世界に届けていこう アメリカでも販売している

・学校の授業でも「プログラミングは楽しい!」 好きなテーマで楽しい。好きなことで会話をすることは楽しい。学校の授業でもどんどんやろう。
・自分の思いやアイデアを形にできる(受験勉強のこと。アレルギーで悩んでいること。アニメのキャラクターと話したいこと。アイフォンの無料ランキング1位。現代の魔法だよ!

・今は、中高生一人一人の可能性を一人でも多く、最大限伸ばすこと。

・令和と昭和の時代とは違うはず。同じじゃだめ。

・令和時代の不都合な真実

 世界の他の生徒と共同作業をするために、コンピュータを使う頻度。日本は先進国では最下位のほう。

・自分が創造的 作品を創れるという実感もできる。できないのは、社会環境がそうさせているだけ。 

・学校の授業での、可能性の認識差。アイフォンで検索すればよい。
・できるって知らなかったらできない。グーグルの検索をどんどん使おう。 

・今から20年後の世界。テクノロジーの急速な発展。日本はより一層課題大国に。価値観の変化。AIの生活への浸透。ネットやコンピュータのさらなる高速化。
・ITを使って自分の仕事をしていく時代。すでにAIは使っている。おそれることはない。(自動運転技術)技術はできているのに法的な整備ができていない。

 ※讃井氏は教育学の協働学習について、豊根小にもご指導をされた「三宅なほみ氏」を師と仰いでいるということです。

生徒のコメント(讃井氏にメールで送付しました。生徒名は省略です。)

<1年>
子供でも、アプリを作れると知って、少し興味が持てました。
中学生が学べるプログラムがあることを初めて知ったし、やってみたいと思いました。
知ってるゲームのこととかが出てきて、楽しく学べました。小さい子がアプリを作っていて、面白かったです。
いつも使っているアプリも欲しいと思った機能も、頑張れば自分で作れることに驚きました。私も将来に生かせるように過ごしたいです。
プログラムをやってみたいと思いました。
楽しくいろんなことを知れてよかったです。ITはすごいと思いました。若い人たちがプログラミングをしていてすごいと思いました。かっこいいです。

<2年>
楽しくてよかったです。いつもは堅苦しい感じだけど気軽に出来ました。
最初にディズニープログラミングを聞いた時とてもやりたくなりました。色々話が聞けてとても楽しかったです。今日はありがとうございました。
中高生でもアプリを作ったりできると知って、作ってみたいと思いました。今までで一番楽しいオンライン授業でした!
日本の学校であまりタブレットが使えてないと分かった。
楽しくお話が聞けてよかったです。
誰でもアプリを作れるとわかった。

<3年>
とても楽しかったです。ただ使うことでけではなく、いろんな事を考えて自分で作れることがことがわかりました。ありがとうございました。
みんなが楽しめる話で面白かったです。マイクラがすきなのでマイクラを使ってやることは気になりました。
讃井さんのお話を聞いて自分がいかに固定観念に囚われていたかを実感しました。ICTやAIを駆使して、既存するものを学ぶだけでなく、自ら創造し、発信できる人になりたいです。貴重なお話をありがとうございました。余談ですが、私はヒロアカが好きです。
楽しかった、勉強になることがたくさんありました。
学校でも使えるようなことを学べたので、ありがとうございました。
機械の操作は苦手だけど、話がとても面白くて興味を持つことができました。私もプログラミングしてみたいと思いました。
とても楽しかったです。いままでみたことのなかった視点でのお話で、自分の可能性の広がりを知ることが知ることができました。ありがとうございました。私の本武器はボールドマーカーです。
AIでいろいろなことが出来ることが分かりました。勉強になることがたくさんありました。アプリを作るのが楽しそうだなと思いました。

<教員>
これからの総合的な学習の時間で、テーマを自分で見つけ、1人やみんなと課題解決していくということをやっていくことに後押しされた講演でした。自分は自分は高校3年生の時にインベーダーゲームを初めてやりました。
発信することのハードルの低さ。わかってはいたつもりですが、改めて創作する側に回ることの大切さを感じました。勇気をもらえるような講話をありがとうございました。
私が中学校の頃とは、またさらにiTのハードルは下がってきているなと、改めて感じました。今からでも学んでいきたいなと強く感じました。生徒と一緒に学びを深めたいと感じます。讃井さんとは、ぜひ、後日、漫画についてもお話をお話をしたいですm(_ _)m ありがとうございました。
本校において生徒と最も年齢の近い教員ではありますが、今の中学生とは世代が異なることを今回のお話をお話を伺って実感しました。彼らの世代はICTに対するハードルが低く、生活の中でも肌身離さず密な関係のあるものです。一教員として、自分自身もICTについての知識や教養を深め、総合的な学習の時間や普段の授業の中で助言をできるようにしておきたいです。本日は貴重なお話をしていただきありがとうございました。

 

 

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後藤氏寄贈スマートウォッチ持ち帰り

本日、希望する生徒は自宅にスマートウォッチを持ち帰りました。

ようやくiPadにこのスマートウォッチのアプリが入りましたので、iPadとスマートウォッチを「つなげて」健康維持や運動能力向上にお役立てください。

後藤氏寄贈スマートウォッチの使い方.pdf

学校の作成した説明書は上のとおりです。ぜひ、ICT教育の一環として、情報端末(アイテム)の便利な機能をお試しください。

<iPadをつなげたことによる便利な機能>

  1. 天気予報が表示される
  2. 走ったり歩いたりしたところや距離が地図で表示される
  3. 1週間分の運動やストレスが記録される
  4. とよね健康マイレージのアプリと連携して自動的に歩数などが記録される

<家で使うにあたって>

  1. 自宅のスマホ(子でも親でも)につなげてもよいです。(iPadとどちらかになります。)
  2. 充電はUSB充電器を使ってください。(学校にはおいてあります。比較的長持ちです。)
  3. シールははがさないでください。壁紙は無料ですし、他の人と区別がつくのでなので交換してもよいです。
  4. 万が一、なくしてしまった場合は、後藤さんにお詫びの手紙をかきましょう。
  5. 卒業するときには返してください。

 

一度設定してあるので、iPadやスマホにつなぐときは、「初期化」しないとできません。分からない場合は質問してください。

 

ユーチューブに参考動画がたくさんアップされているので、ぜひご覧ください。

マスターした生徒は、ぜひ多くの生徒に便利な機能を教えてください。

参考動画1

参考動画2

参考動画3

 

 

 

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豊根中生徒はGmailを使っています

ICT教育に力を入れている本校ではごらんのようにGメールを使って連絡をしています。

主にグーグルクラスルームに資料がアップされた連絡です。

新任の英語の大堀先生もこまめにグーグルクラスルームを活用しています。

家庭科の高橋先生からも食品群の課題がアップされていました。

<グーグルクラスルームにアップされた課題がメールでお知らせされる>

<テストがPDFで送られた>

「中学生にメールを使わせるのは危ないのではないか」という声もありますが、職業人としては、保護者の多くもメールを処理する仕事に就いていることを思うと、必要なスキルだと思います。

 

メールの便利なところは、未読、既読があるので、どのメールを開いたかわかります。

これまでは非常勤の先生の課題や持ち物の連絡が難しかったのですが、こうするとストレートに生徒に連絡が伝わります。担任も同時に把握できます。ありがたいです。

 

メールの不便なところもたくさんありますし、危険なこともたくさんありますが、小さなミスをしてその都度課題解決していく中で、上達していって欲しいと願います。

 

3年生のりほさんは、とてもICT能力に優れていて、先日オンライン寺子屋が開催されたとき、途中でトラブルがあり、急きょ別のログインIDとパスワードによるZOOM会議になったとき、その連絡をGmail

でしたら、すぐに気づいてすんなりZOOMに入ることができました。よっぽど電話連絡しようかと思ったのですが、その処理の早さに驚きました。

 

 

豊根中のGmailについて

 ドメインは@toyonejh.comですが、中味はgmailです。教育機関ということで、使用料は無料、容量も無制限という契約をしています。(ドメイン料だけ年間1000円を別会社に支払っています。)

 この管理は、豊根中の校長とICT担当職員が行っています。実はメールの検閲もすることができて、生徒を危険から守っています。

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オンライン授業を振り返る

金曜日の、1年生のオンライン授業の様子です。数学ですが、1年生は初めてということもあり、とても楽しんでいました。

2・3年生はとても慣れた様子だったと担任の先生。むしろ、先生たちのがハードルが高かったようですが、やってみて、生徒の笑顔を得ることができて、やってよかったと実感しています。

 

この日の実績は、指導要録に「オンラインによる特別な授業をした日」としてカウントされます。4月より文部科学省がそういうきまりをつくりました。 小学校の記入例

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金曜日は大雨警報発令による臨時休業でした

 午前6時20分ごろ、大雨警報が発令されました。この日、茶臼山は200mm以上の降雨を記録しました。新城でも、豊根村でも朝は台風なみの暴風雨でした。

 豊根中の生徒は午前9時より、次のようなスケジュールで、オンライン授業を行いました。1年生は、初めてのオンライン授業でしたが、月曜日にzoomによる朝礼を経験していたので、すぐに担任の先生と朝の会をすることができました。

このようなスケジュールで、のんびりとオンライン授業を行いました。

 

12時から14時までは、お昼休みと休憩。

13時50分ごろには雨も小降りでした。

 

2時からは校長による総合のオンライン授業を行いました。

・四天王寺大学の教育学部の学生にオンライン授業やオンライン文化祭の紹介をしたこと

・YouTubeに動画をアップする方法

・Zoomのコツ(背景を説明するつもりでしたが、説明できませんでした。)

・総合について

総合については、全校生徒のやりたいことについて、少しコメントをしました。このときに話したことと、せなかったことについて別のブログで紹介します。

 

1日の締めくくりは、教務主任の木下先生による帰りのSTでした。3時前には終わりました。

生徒も先生も、ゆったり授業ができた一日でした。ただ、ずっとiPadを使っていたので、目が疲れたかもしれませんね。お疲れさまでした。

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総合的な学習の時間や生徒会活動でICT教育を

情報委員会では、図書館の本の貸し出しをグーグルクラスルームのスプレッドシートで始めようとしています。すばらしいことです。

また、これは生徒会が生徒への連絡として作成して、グーグルクラスルームの生徒会ルームにアップしたものです。ICT担当の先生が驚くほどの動画を作ったようです。

 

豊根中も素晴らしいですが、参考までに、豊根中の上をいっている福岡市立高取中学校の例を紹介します。

技術科や総合で、生徒が課題意識をもってホームページ(WEBサイト)をしているということです。なんと、生徒会のWEBサイトもあります。ぜひ、ご覧ください。

 

福岡市立高取中学校

福岡市立高取中学校生徒会ページ

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情報モラル教室がありました。

 5月18日は、通信会社の方から、Zoomを使って、スマホ・ケータイの使い方について教えていただきました。

 今は、生活の一部に溶け込んでいるSNS。実際に起きた事件や事例を基に、どこがいけなかったのか、何が悪かったのかをみんなで考えました。

 生徒会長からは、「Aさんも、Bさんも、Cさんもみんなそれぞれ少しずつ悪いところがある。そこをみんな直していけるともっと気持ちよく過ごせると思いました。僕たちもそんなことないか気をつけていきたいです。」

 という言葉がありました。

 本校では、ipadを家庭にも持ち帰り利用しています。豊根中学校の生徒はすでに、ipadの正しい使い方を身に付けています。今回のような情報モラル教室により、さらに上手な活用法を身に付けていくことでしょう。

 

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ICT教育の工夫

ちょうど昨年の今頃、コロナ禍でオンライン授業が始まりました。

今年も、コロナ禍の状況は変わっていませんが、

  • 学校教育の場では、ウイルス対策がしっかり行われている。
  • 臨時休業にすることの方が、子どもたちにとってよくない環境である。

という考えで、今年は対面の授業を実施しています。幸せを感じています。

 

そんな中で、文部科学省のギガスクール構想では、「アフターコロナでもオンライン授業を」という指針もあり、本校では、次の点について積極的にオンライン授業の仕組みを活用しています。

  • 遠方の外部指導者の講演
  • 指導の先生が、鳳来寺自然科学博物館等から配信
  • 数学等の授業をZOOMで録画して、自宅で復習

特に、3番目については、家でもう一度授業が復習できるため、何人かの生徒が録画を活用しています。数学の学力向上の効果がかなりあるため、今後、鈴木先生が各方面に報告する予定です。

(教室の片隅に、配信機材のビデオカメラと配信機器)

※配信機器については、本校が率先して導入して利用していたため、昨年度、この会社のセミナーで豊根中の活用を発表しています。この機器があれば、ビデオ配信が格段に向上するという実績をもとに、広く知っていただきたいため、セミナーでの講演を無償で引き受けました。ご興味のある方はご覧になってください。youtuberも使っている製品です。

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社会では・・・

写真は1年生ですが、調べ学習と発表の時間を設定し、自分の好きなテーマを1つ選んで、資料を使って発表しているそうです。

生徒は、「難しいけど楽しい」と、振り返っており、主体性や思考力が伸びると、先生は分析しています。

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